訪問看護ステーション 看護師

自宅で暮らし、医療を必要とするご利用者を対象に、看護職が利用者宅を訪問し、医師の指示の下でバイタルチェックや医療的なケア、医療器具の管理を行い、さらに食事や排泄の介助などの身体ケアも行うサービスです。 訪問するのは、看護師をはじめ理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などがリハビリを行う場合もあります。 介護しているご家族の負担軽減やご利用者が必要な医療を受けることで安心して自宅での生活を続けられるように支える仕事です。

一誠会を選んだ理由と現在の仕事内容について教えて下さい。

手に職をつけておきたい」そんな思いから看護師になりました。初めは一般病院に、それから療養病院にも勤めていました。介護保険制度が始まる中、訪問看護師への興味があったものの、子育ても大変な時期であり躊躇していました。仕事に家事に育児にと頑張り続けた結果、体調を崩してしまい、看護業務が困難となり事務職へと異動していました。そのまま数十年仕事をさせて頂いてましたが、やっぱり看護師、特に訪問看護師への想い・憧れが強くなり、思い切って復帰を決意しました。

 

ブランクが長かったにも関わらず、一誠会で受け入れて頂き、看護小規模多機能のデイサービス業務から始めて訪問看護まで、現在では一通りの看護業務を任されています。

一誠会での仕事についてのやりがいや喜びを教えて下さい。

当初はブランクに悩んだ時期もありましたが、今では何でも相談できる上下関係・同僚がおり、お互いの体調をフォローし合い、ワークライフバランスを大切にしながら働いています。

携わるご利用者・ご家族が「ありがとう」と時には手も握って伝えてくださる時が、「この仕事に就いて良かった」と、こちらも感謝の気持ちでいっぱいになります。体調に不安を抱える方々の手助けをさせていただき、ご自宅での生活を支援することにやりがいを感じています。

メッセージ

数十年のブランクがあり、50代で看護師に復帰して、不安がたくさんありましたが、「ゆっくりやっていきましょう」と言っていただき、またそれ以上に「また看護師になれた」という喜びが大きく、今の働く「原動力」になっています。

ブランクの中で医療・看護の進歩は目覚ましく、知らないことも多々あり、落ち込むこともありますが、新しいことを吸収できる楽しみや、昨日より今日の自分が力をつけていることを実感できるので、それをご利用者へのサービス向上につなげられたらいいなと思っています。